一戸建てとマンションの維持費には違いがあるのをご存じでしょうか。
住宅を購入して長く住み続けたいと考える方には、維持費も検討しておくべきポイントの1つです。
今回は一戸建てとマンションの維持費の違いとは何か、種類や安く抑えるポイントもご紹介します。
一戸建てよりもマンションの維持費が高い
一戸建てと比べてマンションのほうが、維持費が高い傾向にあります。
その要因には管理費や修繕積立金が関わってきます。
管理費とはマンション共有部の維持管理に充てる費用、修繕積立金とは建物設備の大規模修繕に備えて積み立てる費用です。
管理費や修繕積立金はマンションにのみかかりますが、マンションならではのさまざまな管理サービスを受けられる点でメリットがあります。
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一戸建てとマンション、それぞれの維持費の種類
一戸建てとマンションに共通する維持費には、固定資産税や都市計画税、保険料があります。
固定資産税は所有する不動産に、都市計画税は市街化区域内の不動産にかかる税金です。
保険料は主に火災保険と地震保険の2種類があり、住宅ローンを組む場合は火災保険の加入が必須です。
一戸建てのほうが火災や災害などの被害を受けやすいため、保険料はマンションより一戸建てのほうが高くなります。
また、一戸建ての維持費にはリフォーム費用があり、外側の塗装や修繕、シロアリ対策などが挙げられます。
長く住むために定期的なメンテナンスは必要で、すべて自身で手配しなければいけません。
反対に、マンションの維持費には前述の管理費や修繕積立金にくわえて、駐車場や駐輪場の使用料がかかります。
ただし、車や自転車を持っていなければ使用料はかからないため、費用を抑えられます。
車や自転車を持つ予定がある方は、維持費に駐車場や駐輪場の使用料も含むのを忘れないようにしましょう。
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一戸建てやマンションの維持費を安く抑えるポイント
一戸建てでは「耐久性のある住宅」を選びましょう。
住宅を作る際に耐久性のある材料や工法を選ぶとメンテナンスが少なくて済むため、将来的に見て維持費を抑えることができます。
マンションでは管理費の安い物件を探しましょう。
マンションの管理費は個人に裁量権がなく節約が難しいため、契約する前に必要最低限の費用なのか検討する必要があります。
たとえば、共用部が少なく戸数が多いマンションでは1世帯に占める管理費の割合が減るため、費用を抑えることができるでしょう。
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まとめ
マンションにのみかかる維持費があるため、一戸建てよりマンションのほうが維持費が高い傾向にあります。
一戸建てとマンションの維持費にはいくつかの種類があり、安く抑えるポイントもあります。
不動産の購入を検討する際は、維持費も念頭におきましょう。
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