購入してから数十年経過したマンションやアパートには、居室内に和室が含まれているケースも多いでしょう。
洋室にリフォームするための費用を工面するのが難しい場合、どのような対策があるのでしょうか。
今回は、和室のままだと空室は埋まらないと言われている理由や空室対策について解説しますので、ぜひ参考にしてください。
和室のままだと空室対策できない?洋室のほうが人気の理由は?
和室より洋室が選ばれやすい理由としては、若い世代にとっては和室になじみがないからだと考えられます。
若い方々が賃貸物件を選ぶ際のポイントとして、フローリングは欠かせない条件だと考える方が多い傾向にあります。
その理由は、実家にも和室がなく、フローリングでの生活が当たり前だという考え方を持っているからです。
和室での生活は落ち着かない、掃除の方法がわからないといったことから、和室を避けてしまう方もいるでしょう。
しかし、近年では空き家が増えており、古民家再生の取り組みなど和室を有効活用しようとする動きも見られています。
和室は自然の素材が多く、余計なインテリアを置かなくてもリラックスした生活を送れる可能性を秘めています。
和室のままの空室対策に役立つ和室のメリットとデメリット
オーナー・大家さんと入居者双方の視点において、和室のメリットとデメリットは以下のとおりです。
オーナー・大家さんにとっての和室のメリット・デメリット
大家さんにとっての和室のメリットは、床の遮音性が高まり、上下階の騒音トラブルを回避できる点です。
一方デメリットとしては、入居者の使い方によっては表替えなどのメンテナンスが頻繁に発生することが挙げられます。
入居者にとっての和室のメリット・デメリット
入居者にとっての和室のメリットは、和室を寝室として使用する場合ベッドを置くスペースを省けることです。
一方デメリットとしては、畳の使い方次第でカビやダニなどの害虫が発生してしまうことが挙げられます。
和室のままでもできる空室対策のアイディアとは?
和室のままで空室対策をおこなうアイディアは2つあります。
ターゲットを検討する
立地条件や周辺エリアの特徴を理解したうえで、どのような方ならこの物件に入居してもらえるのかを考えることが大切です。
費用をかけてリフォームをしても高い賃料で部屋を貸せるとは限らないため、まずはターゲットを明確化しましょう。
ホームステージングを実施する
ホームステージングとは、室内に家具やインテリアなどを設置することで内見者の入居意欲を高める方法です。
部屋の雰囲気にマッチした植物や小物を設置することで、和室での生活を魅力的に感じてくれるでしょう。
まとめ
今回は、和室のままできる空室対策のアイディアや洋室との人気度比較、また和室のメリットとデメリットについてお伝えしました。
洋室にリフォームをしてもその費用を回収できるとは限らないので、和室の魅力を引き出すための空室対策を検討してみてはいかがでしょう。
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