川沿いに建っている家は一般的になかなか買い手が見つからず、売却が難しいと言われています。
これから川沿いの家を売却しようと考えている方はスムーズに売却するための方法を理解しておく必要があります。
今回は川沿いの家をスムーズに売却する方法と、過去や引き渡しまでに浸水被害が発生した場合の影響についてご紹介します。
川沿いの家を売却する方法とは?
川沿いの家は将来的に浸水被害が発生したり、湿気などによる住宅へのダメージが懸念されるため買い手がなかなか見つかりません。
そのため、劣化箇所や修繕が必要な箇所の情報、いつまでに修繕が必要なのかが分かるホームインスペクションを実施して提示することで売却しやすくなるでしょう。
他にも川沿いの地盤は水分を多く含んでいることが多く、地盤が脆いことが多いため地盤調査も実施しておきましょう。
また、家の築年数が古すぎると建物の価値が失われてしまうケースもあり、場合によっては解体して更地にすることで買い手が見つかることがあります。
▼この記事も読まれています
旧耐震基準の不動産が売却しづらい理由とは?効果的な売却方法もご紹介!
川沿いの家のメリット・デメリットとは?
川沿いの家のメリットとして一年通して風通しが良い点と、家の周辺が自然に近いため景色が良い点が挙げられるでしょう。
デメリットとしては川沿いだと羽虫が発生しやすく、ハエや蚊が家の中に入ってきてしまうため注意が必要です。
ほかにも人気のない場所などが近くにある場合、不法投棄などによりにおいが気になってしまう場合もあるでしょう。
地盤が脆いことが原因で地震によって地盤沈下が発生し、家が傾いてしまうリスクがあることもデメリットと言えます。
▼この記事も読まれています
道路に面していない土地を売却するには?接道義務や売却価格を解説
川沿いの家が浸水被害を受けた場合の影響とは?
浸水被害について一度でも被災してしまうと瑕疵物件の扱いとなり、物理的瑕疵物件として買主へ告知義務が発生します。
また、建物の劣化や地盤への影響が出ていると買い手は考えるため、通常の相場よりも2〜3割程度下げないと売却が難しくなります。
川沿いの家でも駅が近かったり、立地が良い場合は相場で売却できるケースもあるでしょう。
売買契約後、引き渡しまでの間に被災してしまった場合は買主から契約解除を申し立てることが可能ですが事前に特約を設けておくことでリスクをある程度防げます。
▼この記事も読まれています
不動産売却にかかる住民税とは?支払い時期や納税額の計算方法を解説!
まとめ
川沿いの家を売却は購入後のリスクが多く売却しづらいため、ホームインスペクションや地盤調査を実施すると良いでしょう。
また万が一の売買契約後に浸水被害が発生した場合に備えて特約を設けておくことで、損をしないように対策をしておくことがおすすめです。
西東京市の賃貸管理なら三幸ハウス株式会社にお任せください。
お客様のご希望に真摯にお応えいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
三幸ハウス株式会社 メディア編集部
弊社では、西東京市を中心としたエリアにある賃貸物件を数多く取り扱っております。不動産をお探しの方はもちろん、賃貸管理にお悩みの大家様にも様々な情報をお伝えするため、今後も不動産情報を中心に記事をご提供します。