土地を相続などで所有しても、何も使わずそのままの状態にしている方もいるでしょう。
何もしないで土地を持っていても固定資産税などは払わなければならないため、土地活用したほうが良いです。
今回は、シェアハウスとは何か、土地活用してシェアハウスを経営するメリットとデメリット、費用についてご紹介していきます。
シェアハウスとは
シェアハウスは1つの家に複数の方が共同で借りる賃貸方法で、似た言葉でルームシェアがありますが、異なる点は契約方法です。
シェアハウスでは、1人1人と賃貸借契約を結ぶのに対して、ルームシェアは代表者1人だけと賃貸借契約を結びます。
シェアハウスの市場動向は、2021年度の調査では、シェアハウス物件数が5057件あり、前年度と比較すれば若干減っていますが、今もなお人気となっています。
首都圏など都市部にシェアハウスは多かったのに対して、現在は北海道など地方にも広がり、空き家対策としてもシェアハウスが使われています。
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土地活用としてシェアハウス経営をはじめるメリットとデメリット
メリットは、収益性が高い点です。
1つの賃貸物件で2名以上の入居者を募集できる点は、他の賃貸経営よりも収益性が高くなります。
一戸建てを貸す場合で家賃10万円、シェアハウスの家賃が1名あたり4万円とすれば、通常の賃貸経営であれば10万円しか収益はありません。
シェアハウスで3名以上入居があれば、12万円の収益となります。
デメリットは、トラブル対応が大変な点です。
同じ建物内で生活するため、入居者の間でトラブルが起こる場合があり、その対応に追われ精神的な負担が増えてしまいます。
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土地活用としてシェアハウス経営をするのに必要な費用
まず初期費用は、2パターンあり、更地に新しいシェアハウスを建てるパターンと相続した戸建の空き家や中古物件をリノベーションするパターンです。
新築で建てる場合、2020年時点の相場では木造なら坪あたり54万円、鉄骨造なら74万円となっています。
中古物件をリノベーションする場合は、リノベーション費用が150~300万円かかります。
相続した空き家ならリノベーション費用だけで済みますが、中古物件を購入となれば、購入代金とリノベーション費用の両方が必要です。
次に維持費用は、固定資産税や所得税など税金の支払いと管理委託費、リフォーム費用などがかかり初期投資の15~20%程度が利益となります。
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まとめ
今回は、シェアハウスとは何か、土地活用してシェアハウスを経営するメリットとデメリット、費用についてご紹介してきました。
一戸建てなどの物件に複数の入居者が住み、1人1人と賃貸借契約を結ぶもので、収益性が高い点がメリットです。
トラブルの対処や初期費用と維持費用がかかる点に注意して、経営を考えましょう。
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三幸ハウス株式会社 メディア編集部
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