日本全国で火災のニュースが後を絶たず、そのなかには集合住宅や、飲食店などが入居しているビルも含まれています。
大きな被害を知る度に、スプリンクラーの重要性に気が付く方もいるでしょう。
この記事では、スプリンクラーとは何かのほか、設置基準、種類などをご説明するので、賃貸管理や経営されている方はお役立てください。
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賃貸管理で知っておきたいスプリンクラーとは
スプリンクラーとは、建物の天井や屋根下の部分にスプリンクラーヘッドと呼ぶものを設置し、火災感知・放水などを自動的におこなう消火設備です。
消防法により、床面積や階層によるほか、不特定多数が出入りするような建物には設置義務が定められています。
水源とともに、加圧送水装置、自動警報装置、スプリンクラーヘッド、送水口、配管・弁類、非常電源などから構成されます。
高層の物件や広い建物だけではなく一般的な一戸建て住宅にも設置できるので、最近では防災意識が高まるにつれ設置している方が増えているようです。
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賃貸管理で知っておきたいスプリンクラーの設置基準
設置基準は消防法で定められており、11階以上の建物の場合には設置が義務付けられているので、高層マンションなどは該当するでしょう。
また、床面積が3,000㎡以上の大きな建物にも設置しなければなりません。
設置した場合には、屋内消火栓の設置や排煙設備の一部が免除になるケースもあり、安全性を高められるので10階建て以下の場合でも設置をお勧めしています。
なお、避難のために患者の介助が必要な病院や診療所については、平成28年4月、延べ床面積に関わらず設置が義務付けられました。
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賃貸管理で知っておきたいスプリンクラーの種類
3種類に区分され、建物の用途などにより特徴をいかしたものが設置されています。
感熱体を設置する天井の高さが10m以下の場合には閉鎖型が広く用いられており、マンションでは、このタイプを設置するケース一般的です。
閉鎖型とは、熱によって火災の発生を感知するもので、通常時にはスプリンクラーヘッドのの役割を果たしています。
一方、開放型には感熱体が搭載されず、火災報知器の作動に従い放水弁が一斉に開くほか、手動で放水弁を解放できる仕組みになっています。
短時間で大量の放水ができるのが特徴で、劇場のように多くの人員を収容する施設のほか、化学工場や倉庫など可燃性の高い物品を保管する建物で見掛けられるでしょう。
放水型は、天井が10mを超える展示場などの建物に設置され、天井にスプリンクラーヘッドが固定されているタイプと、広範囲に水を放出できる放水銃タイプがあります。
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まとめ
平成28年に病院や診療所に対する基準が厳しくなったように、高齢化に伴い安全性を確保する考え方が変化してきています。
高層マンションだけではなく、低層の物件や一戸建てでも設置しておくと安全性が高まるので、安心して賃貸管理できるでしょう。
西東京市の賃貸管理なら三幸ハウス株式会社にお任せください。
お客様のご希望に真摯にお応えいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
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三幸ハウス株式会社 メディア編集部
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