近年、適切に管理されていない空き家が全国的に増加しています。
その背景には「親が亡くなって実家を相続したものの、使い道がない」「遠方に住んでいて管理しきれない」など、さまざまな事情があるようです。
今回は空き家を所有している方に向けて、空き家の種類や放置するリスク、使い道のない空き家の対処方法を解説します。
空き家は4種類に分類される!それぞれの特徴とは?
空き家は賃貸用住宅・売却用住宅・二次的住宅・その他の住宅の4種類に分類されます。
賃貸用住宅は賃貸物件のうち空室になっている住宅、売却用住宅は売却を待って空き家になっている新築住宅・中古住宅のことです。
二次的住宅は、別荘や残業時に寝泊まりするためのセカンドハウスなど、常時住んでいる方がいない住宅を指します。
その他の住宅は、賃貸用住宅・売却用住宅・二次的住宅以外の空き家です。
具体的には、入院や転勤のために住人が不在になっている住宅や取り壊しを待っている住宅などを指します。
増加率が高い空き家はその他の住宅!その理由は?
4種類ある空き家のうち、近年増加傾向にあるのは、その他の住宅であり「平成30年住宅・土地統計調査」(総務省統計局)によると、空き家全体の約4割を占めています。
これは、親が亡くなって子が実家を相続したものの、子はすでに離れた地域で生活基盤を築いており、実家に住む予定がないケースが増えているためです。
このケースでは子が空き家を適切に管理できない場合も多いため、放置されて問題が発生する可能性が高い空き家であると言えます。
その他の住宅を空き家のまま放置した場合のリスクと対処方法
その他の住宅を適切に管理せず空き家のまま放置すると、倒壊して隣家や通行人に損害を与える可能性があるほか、不法投棄や放火のターゲットにされるなど、犯罪を助長するリスクもあります。
また、管理の行き届いていない空き家は、自治体から特定空き家に指定されるリスクにも注意が必要です。
特定空き家に指定されると、自治体から状態を改善するよう勧告を受けたり、固定資産税の優遇措置を受けられなくなったりするほか、行政代執行により空き家を解体される可能性があります。
こうした事態に陥らないためには、空き家をきちんと管理し、周囲に害を及ぼさないようにしなければなりません。
将来は空き家を利用する予定があっても、自力での管理が難しい場合は、空き家の管理代行業者に管理を依頼すると良いでしょう。
一方、将来にわたって空き家を利用する予定がない場合は、空き家を売却して手放すことをおすすめします。
空き家は放置すると傷んで資産価値が減じてしまうため、手放すことを決意したらできるだけ早く売却しましょう。
まとめ
近年、空き家のなかでもとくに増加傾向にあるのは、その他の住宅です。
その他の住宅を空き家のまま放置すると周囲に損害を与えたり、特定空き家に指定されたりするリスクがあるため、管理代行業者に依頼して適切に管理するか、売却して手放すことをおすすめします。
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