マイホームを購入する際、多くの方は住宅ローンを利用します。
しかし「収入が低くて審査にとおらないかもしれない」「マイカーローンが残っているけれど、住宅ローンを借りられるの?」など、住宅ローンの審査に対して不安を抱いている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はマイホームの購入を検討している方に向けて、住宅ローン審査について解説します。
住宅ローン審査の流れ
住宅ローン審査は事前審査(仮審査)と本審査に分かれています。
事前審査の段階では収入を証明する書類などの提出は求められないことが多く、購入する不動産の価格や年収、職業などを自己申告するだけで申し込めます。
事前審査には3~4日程度かかるのが一般的です。
事前審査を通過したあとに不動産の売買契約を結び、不動産の所有権が買主に移ったら住宅ローンの本審査に入ります。
このとき、不動産の売買契約書や登記事項説明書、ローン債務者の源泉徴収票や印鑑証明書、連帯保証人の印鑑証明書などを金融機関に提出しなければなりません。
本審査には1~2週間程度かかり、審査を通過したら金融機関とローン契約を結びます。
実際に融資を受けるのは、不動産の受け渡しと同じタイミングです。
住宅ローンの審査基準とは?
住宅ローンの事前審査では、借り入れ時の年齢が高く、完済時の年齢が80歳を超える場合には審査にとおりづらくなります。
また、住宅ローンを組む際は団体信用生命保険(団信)への加入を義務付けている金融機関が多いため、持病があって団信に加入できないと住宅ローンも組めません。
さらに、希望融資額に対して年収が低い方や給与が歩合制で年収が不安定な方、転職や独立開業から日が浅い(おおむね2~3年以内の)方も、事前審査にとおりづらくなります。
ほかにも、過去にクレジットカードの支払いが遅れたことがあるなど、信用情報に傷がついていると事前審査で落とされる可能性が高いでしょう。
事前審査をとおったとしても、まれに本審査で落とされることがあります。
事前審査で申告した内容と本審査で提出した書類に記された内容に齟齬がある場合や、事前審査後に収入が減った場合は要注意です。
本審査では不動産の担保評価(不動産の価値)がさらに詳しく調査されるため、事前審査よりも価値が低いと判断されて審査に落ちる可能性もあります。
住宅ローン審査にとおりやすくするための対策
住宅ローンの審査前は、できるだけ転職や独立を避けましょう。
また、金融機関は年収のうちどれくらいをローン返済に充てているか(年収負担率)を重視します。
年収負担率が一定以上の割合だと住宅ローンの融資額が減ったり、審査にとおらなかったりするため、住宅ローンの申し込み前にほかのローンを増やさないようにしましょう。
さらに、頭金を多く用意すると融資額を低く抑えられ、審査にもとおりやすくなります。
まとめ
マイホームの購入を検討している方に向けて、住宅ローンについて解説しました。
住宅ローンの審査前は転職・独立やマイカーローンなどの申し込みを極力避けるなど、住宅ローン審査にとおりやすくなるよう対策をとり、マイホームの購入に備えましょう。
私たち三幸ハウス株式会社は、西東京市を中心にさまざまな不動産情報を取り扱っております。
お客様のご希望に真摯にお応えいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓