サイディングは一戸建て住宅の外壁に多く取り入れられている外壁材の一種です。
耐久性に優れ、デザインも豊富なうえに工期が短く工事費用が抑えられるため、現在では外壁の主流となっています。
今回は、一戸建ての購入を検討されている方に向けて、サイディングとは何か、サイディング外壁のリフォームが必要になる時期やメンテナンスする理由などについて解説します。
一戸建て住宅の外壁で採用されるサイディングとは?
サイディングは外壁材の一種であり、パネル状の素材を建物の表面に貼り付けて仕上げるものです。
かつて一戸建て住宅の外壁と言えばモルタルが主流でしたが、サイディングの登場によりモルタルのような塗り壁はあまり見かけることはなくなりました。
実際に、一戸建ての外壁における素材シェア率では、サイディングが9割近く占めており、それだけメリットが多いことがうかがえます。
サイディングは、複数のパネルをつなぎ目が見えないようにしっかりと隙間を埋めてつないでいます。
そのため耐水性や耐天候性に優れており、塗り壁に比べて経年劣化しにくいです。
サイディングには、窯業系サイディング・金属系サイディング・木材系サイディング・樹脂系サイディングの4種類があり、それぞれ異なる特徴があります。
主流となっているのは窯業系サイディングで、耐久性に優れており、価格が安くデザインも豊富なことが人気の理由です。
一戸建て住宅のサイディング外壁のリフォーム時期は?
サイディングの寿命は約40年と言われています。
しかし、それはきちんと手入れをおこなった場合であり、適切な時期にメンテナンスをしないと寿命は短くなります。
目安となるリフォームの時期は、サイディングの種類によっても異なりますが、一戸建て住宅で多く採用されている窯業系サイディングであれば、施工から7〜10年がリフォームのタイミングです。
わかりやすいリフォームのサインとして、外壁に触ると白い粉が手につくチョーキングという現象が起きるようであれば、リフォームが必要です。
一戸建て住宅のサイディング外壁に塗装が必要な理由は?
サイディングの主なメンテナンス方法は塗装の塗り替えです。
元々サイディング材には塗膜が施されていますが、紫外線や風雨にさらされていると経年劣化により塗膜がはげてきます。
そうなると耐水性が落ち、雨漏りの原因になるのにくわえ、見た目も悪くなります。
劣化を長期間放置して外壁が腐食し張り替えが必要になると、メンテナンス以上の費用がかかるので、定期的な塗り替えは必要不可欠です。
まとめ
耐久性の高いサイディングは家そのものだけでなく、そこに住む方も災害などから守ってくれるものです。
適切な時期にメンテナンスをおこなうことで、より長く外壁を良い状態に保ちたいものです。
これから一戸建ての購入を検討している方は、ぜひサイディング外壁の家も視野に入れてみてください。
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