不動産投資をしている方のほとんどは、金融機関から融資を受けています。
しかし不動産投資に興味はあっても、融資の仕組みがよく分からない方も多いのではないでしょうか。
融資は誰でも受けられるわけではなく、一定の条件を満たしていることで、はじめて認められます。
今回は不動産投資を始める方のために、融資を受けるまでの流れや条件をご紹介します。
不動産投資を始めるために融資を受けるまでの流れ
はじめに、融資を受ける金融機関を決めます。
名前を伏せていくつかの金融機関に事前打診をおこなうことで、いくらまでの融資が可能なのかを調査しましょう。
その後、ローン申請の申し込みに必要な書類を準備し、融資が可能か審査に移ります。
融資に通っていれば、融資決定の通知書が届きます。
しかし審査に通ったからといって、希望どおりの条件ではない可能性もありますので、書面をよく確認しましょう。
審査に通った後は、融資の手続きに移ります。
審査後の融資手続きでは、金銭消費貸借契約書や抵当権設定契約、団体信用生命保険などの契約をおこないます。
すべての契約が完了次第、融資が実行され、物件の購入が可能です。
不動産投資ローンを受けるために必要な条件とは?
住宅ローンでは、収入源が確認できれば支払いが滞ることは少ないです。
しかし不動産融資ローンでは、空室などがあると、安定して返済ができなくなる可能性があります。
そのため住宅ローンより不動産投資ローンのほうが、審査基準が厳しいのです。
また住宅ローンでは返済能力や信用度を見られるのに対して、不動産投資ローンでは採算性や予想できる可能性なども見られます。
そのため審査基準も住宅ローンとは異なり、不動産投資ローンではおもに年収や雇用形態、預貯金や勤続年数までが審査の対象になります。
不動産投資ローンの金利とは?
金利には固定金利と変動金利の2種類があり、どちらにもメリットとデメリットがあります。
固定金利とは?
全期間固定金利にくわえ、固定金利期間を決められるものもあります。
返済額と金利分の支払い額があらかじめわかるので、資金計画が立てやすくなるのが大きなメリットです。
一方で固定金利は金利が高く額が固定されていることから、将来金利が下がっても契約時の金利のまま支払うことになるので、注意が必要です。
変動金利とは?
変動金利は、景気や金融政策の影響で動向が変わりやすいという特徴があります。
資金計画が立てにくい反面、比較的金利が低い傾向にあります。
しかし長期金利が上昇した場合、固定金利よりも利息が高くなる可能性があるので注意しましょう。
まとめ
不動産投資を始めるための融資について、詳しくご紹介しました。
オーナーになりたいとは思っているけれど、融資について不安がある方は多いと思います。
ご自身の条件を明確にすることで、自分に合った金融機関を見つけることができます。
資金計画や将来設計をしっかりおこない、不動産投資を有利におこないましょう。
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