不動産を購入する場合、火災保険への加入を求められることがほとんどです。
火災保険の必要性、どういった補償内容があるのかなど、解説します。
不動産購入の際は火災保険に加入が必要?補償内容とは?
火災保険へ加入することは、法律で定められている義務ではありません。
しかし不動産購入で住宅ローンの借り入れをする際には、加入を求められるのが一般的となっています。
もし火災などで起き大きな被害を受けた場合、火災保険に加入をしていないと甚大な額の出費が必要となります。
そのため、火災保険に入ることでリスクを抑える必要があります。
火災保険はどのような補償があるのでしょうか。
火災保険の補償範囲
火災保険で補償される範囲は基本的には建物部分のみとなっています。
家具や家電といった家財の補償は含まれません。
家財の補償は、特約を付ける形で契約をします。
対象がマンションの場合、専有部分と共用部分と分けて、別々に加入します。
共用部分はマンション管理組合で加入しているケースが多いです。
不動産購入の際は火災保険に加入が必要?相場とは?
火災保険に加入すると気になるのが保険料ですが、相場はどのくらいなのでしょうか。
一般的な火災保険の補償内容の場合、戸建ては10年で80,000円〜140,000円、マンションは10年間で11,000円〜24,000円が相場となります。
しかし、保険料は、物件や条件によって大きく異なってきますので、保険料を決める要素を確認しましょう。
保険料を決める要素とは
保険料を決める主な要素についてみていきましょう。
●建物の構造
どのような構造かによって、火災の際、火の広がり方が違います。
コンクリートなどの耐火構造、木造などの非耐火構造といった分類が設けられていて、耐火構造の方が保険料が安くなります。
また、建物に消火をする設備が完備されていると、安く抑えられることがあります。
●地域
エリアによって台風や雪など災害のリスクは違います。
そのため、リスクが高い場所にある物件は保険料が高くなります。
●敷地の面積
対象となる不動産の面積やマンションの専有面積によっても保険料は変わります。
広ければその分、保険料は上がります。
●補償内容
保険で補償される内容や、補償限度額によっても保険料は大きく左右されます。
損害賠償責任に関する特約や、火災を起こしたことによる類焼損害補償特約など、特約の内容でも保険料が変わります。
●保険期間
火災保険は1年から10年までの期間で契約をします。
契約を長い期間にすれば、長期割引を受けられることもあります。
まとめ
火災保険に入ることは義務ではありません。
しかし保険に入ることにより、万が一災害に遭った時のリスクを抑えることができます。
不動産を購入する場合には火災保険の内容も良く理解して、加入を検討しましょう。
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